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> No.19[元記事へ]
故郷というものは懐かしく、いつ訪ねても心を癒してくれるところではないでしょうか。
故郷というほどのところでなくても、若いころに長く住んでいたところは、年をとってくると懐かしく思い出されてきて、もう一度訪ねてみたいという衝動にかられたりします。それで訪ねてみたところが、様変わりしていて、さびしい気分にさせられたことがあります。昔のままの風景であったらいいのになあと、思ったりします。世の中の進歩のためには、変化することは仕方がないことなんでしょうね。
JR福知山線の廃線跡を歩いていると、「世は無常」とか「栄枯盛衰」とかいう言葉が浮かんできます。悲しく、さびしく、感傷的な気分にさせられます。これも自分自身が年をとったためでしょうか。
「懐かしい」という気分は、いい気分なのでしょうか。懐かしさを求めて、「日本の原風景」を求めて、山歩きをしています。懐かしく感じる気持ちは心の癒しになっているのでしょうか。その反対なのでしょうか。そんな複雑な心の分析はやめて、今はただ、山歩きが好きだからという理由だけで続けています。私の写真を見ていただいて、私の写真が、少しでも高村さんの心の癒しに役立ち、生きていく上でプラスに作用していることを願っています。
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