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乗車記その1

 投稿者:中京  投稿日:2007年 3月27日(火)19時55分46秒
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  その1:名鉄名古屋→栄生→名鉄名古屋→富貴→河和

朝6:30の名鉄名古屋。
「ドリームなごや」を降り、小走りで名鉄名古屋のホームに駆けつける。
反対側には満席という放送の「ミュースカイ」がやって来た。
名鉄の空港輸送もすっかり板についてきたんだなあ、と実感。
そこへ何事もなかったようにMHも鳴らず7019Fが入ってきた。
今回お目当てにしていたPでもある。
1区間だけだが、最後部の7019に乗った。
7019Fは車体更新も受けており、比較的きれいではある。が、やはり年輪を感じる。
周りは白帯を巻いた車両が多い中、7019Fは1度も白帯を巻くことなく過ごしてきた。
電車はあっけなく栄生に着いた。折り返し河和急行に乗る。
元気な1次車7005Fであった。この車両には後で会うのでここでは割愛。
名古屋までは1次車7005に乗る。
またMH鳴らない。残念・・・・

名古屋からは7:16の内海行き特急B4に乗車。
B4は今回、どうしても乗っておきたかった。
特急の一部指定化に伴い余剰となり、引退が発表されているからだ。
MHを鳴らしながら入ってきた。1020Fだ。
うう、正直一番当たって欲しくなかった車両だった。
1020Fは小雨降る薄暗い名古屋の街並みをいつもと変わらないペースで走っていく。
日曜早朝ということもあり、パノラマ席には私を含めて2名しかいない。
大同町-柴田では115kmを出した。2000系ミュースカイにも負けない走りっぷりだ。
2000系では速度計が表示される時間が少ないこともあり、1000系の車両が伸びたり縮んだりする速度計をずっと見る。
太田川を過ぎ、河和線に入った。
各駅は小綺麗に生まれ変わっている。良いことなのだが駅の個性がなくなってしまうようでちょっと寂しい。
椋岡駅も跡形がなくなっていた。
1020Fは知多武豊を過ぎ、快調に走る。
知多武豊以南は民家も少なくなり景色が開け、私も好きな風景だ。
車内はいたって綺麗で、これが廃車対象の車両だなんて本当に考えられない。

ここで、なぜ1020Fに会いたくなかったか・・・
今回の廃車で私が一番不憫に感じているのが1000系最終増備車、1020F、1021Fだからだ。
まだ登場してから10年しか経っていない。
他の鉄道会社を見ても、10年で引退する車両は滅多に聞かない。
1020F、1021Fがデビューした時は既に本線は一部指定席編成が大活躍しており、活躍の場は知多犬山、西尾線が残っている状況であった。
本線はたまに走るくらいであったろう、と思う。
決して十分働いて老朽化したわけではない。名鉄の特急政策に合わず、
引退を余儀なくされてしまうのだ。
一方では「もう十分」と思えるくらい活躍し続けた7000系。
そう考えると、本当に不憫に思えてきた。

私は1000系は大好きである。
7000系白帯車も大好きであったが、正直、指定料金を取る特急として考えると
少し物足りなさを感じていた。
1000系が出たときは驚いた。こんなに本格的な特急車両が出るとは
考えていなかったからだ。
そして何より、パノラマカー、パノラマDXの前面展望を受け継いでくれたことが
うれしかった。
パノラマカーから見る景色とはちょっと違う高いところからの景色、
そして下から聞こえる運転士のきびきびとした指指換呼の声。
そしてMHのメロディーまで変え、夢のあるイラストで子供たちに大人気だった
「BlueLiner1007Fは、今でも忘れられない。
短い活躍だったが、1000系全車指定編成には本当に「ありがとう」と言いたい。

1020Fは無事、富貴に到着した。
本当はこのまま内海まで乗りとおして、遠くに見える海を見たかったが、次の乗り換えのため、降りて見送った。
ありがとう、1020F・・・・

富貴からは3500系河和ダラに乗る。
民家も少なくなり、ローカルムード満点だ。
布土も椋岡と同じく、跡形もない。
河和口から見える海にほっとする。そういえば河和口は、小学生の頃みかん狩りで降りた駅だ。
海の見える線に乗るのは私は大好きだ。でも河和口も駅舎建て替えの真っ最中だった。
みかん狩りの時は駅員さんもいたっけ。。。
あの時はホームにあふれんばかりのみかん狩り客が電車を待っていた。今はどうなのだろうか。。。

河和口から河和は単線区間だ。
海から山に分け入っていくような感じのする区間だが、木のものさえある細い架線柱とコンクリート枕木のアンバランスがまたいい。
いつまでもこの雰囲気で残っていて欲しい区間である。
電車は河和に着いた。次に乗る7005F (各)岐阜急行は既に待っていてくれた。

(その2へつづく)
 

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