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偽物 財布

 投稿者:www.85bag  投稿日:2010年10月27日(水)00時19分26秒
返信・引用
  偽物 財布
☆■HP:http://www.85bag
 
 

自宅で稼げる仕事募集

 投稿者:ginaliuメール  投稿日:2010年10月11日(月)02時51分28秒
返信・引用
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カウンター

 投稿者: 雪乃  投稿日:2010年10月 6日(水)13時57分55秒
返信・引用 編集済
  投稿日:2010年10月6日 13:20:30



加奈子は午後ヒロシとセックスをして、『ゆうじ』の店の扉を開ける。コーヒーを飲みながら気分を夜の通勤モードに変えてゆく。
加奈子には『ゆうじ』の親父さんの無口が何より転換になった。ヒロシは大学を出て定職にもつかず、アルバイトをして親の会社の後を継ぐ気もなさそう。

年下のヒロシは加奈子のよきセックスフレンドだ。
言葉を表現するお互いの目的意識はある。加奈子はヒロシに抱かれ、体を存分に開いたあとの文学論は、べッドの海を漂う果てのない夢物語である。

ヒロシは経済学部を卒業しながら金銭にだらしがない。北白川に邸宅を構える両親のもとから、独立することをしない。母親も溺愛しているようだ。

加奈子は山国の故郷をすて、マンション住まい。結婚して家業の森林業を継いで欲しいという、親の意思に反して京都へ来た。三十才近くなった辺りから親とは疎遠になった。いつまでも大学を卒業しないでいる女に、あきらめの気持ちもあるのだろう。

トリアノンへ、毎日のように足を運び大島社長は杳子を指名した。黒服は、すんなりと杳子を大島の隣へ導き、小一時間もすると他の席へ杳子を移動させる。クラブでは、客の意向をくみとり、店の秩序を正し、男女の方向づけを決めるのが黒服の手椀である。出家の身でありながら、夜の世界へ身を投じている曲者だ。

黒服は大学の先輩であったので、杳子の気分は軽い。お寺も継がず黒服のまま三十才を過ぎていつまで通すのか、自分と重ね合わせていた。
「杳子さんて難しい字だね、本名」大島社長は思いだしたように座ったまま杳子の肩を抱いた。
「そうです、古井由吉の小説にあります。杳て、かすかなとか、はるかになんて意味も好き」酔っているいいかげんな言い回しの言葉。杳子はやや固くなり、さりげなく大島から体をずらして答えた。

会話は先へ先へと進まなければならない。日常から離れた世界を、お互いにいかに楽しく遊んで刻を過ごすか。客とのやりとりは、大学で専攻している中世の連歌に似ている。だから夜の勤めが面白くやめられない、と加奈子は思った。

トリアノンへ勤めたこの一年。加奈子は随分と教えられた。化粧、爪、ドレス、ハイヒール、カツラ、まず表面的な立姿。それから会話、挨拶、応接から立ち居振る舞いに至るまで。

ママは、加奈子を一人前のクラブホステスにするために随分と仕込んだ。商品としての値打ちをつけられ磨かれた。まず化粧からはじまり客との会話の中で指摘された。
「ヨウちゃん、アイラインすこし引いたら?」
大島社長をはさんで、同席のママの言葉が笑いながら杳子に向けられる。ママの古い馴染みの大島も笑っており会話が弾んだ。

「ヨウちゃんは大学生で素っ気無いけど、目が切れ長できれいやからもっとひきたつ」
ママは大島に向かい言った。大島は相槌を打ちママには逆らわない。
「社長、ヨウコの面倒見てやってや」
ママは低いハスキーな声で、大島の耳元にささやいた。




大学のピロティで、午後の休講を確認した加奈子はヒロシに会いたくなった。
この4・5日ヒロシから連絡もない。ヒロシの仕事が忙しいのか、小説を書いているのか、加奈子はヒロシが気になりはじめた。

このひと月ほど、珍しくヒロシがトリアノンに来た。加奈子が店を終わる時間を待って入り口あたりにいる。バニーの珠美と親しく話すのを見かけたことがあった。バニーガールの珠美は、レオタードの黒い切れ込みに網タイツのいでたちで、客の送り迎えをする。

キャッシャーまで客を見送り、ときには客と話しこんでいた。格好は目立つが、うろうろしていればよいのである。
ホステスは、黒服の厳しい目があり、規律を守り、信頼を得なければならない。カクテルドレスも優雅にこなさなければならぬ。夜の世界も服装でそれぞれの格があったし役どころもあった。


清原加奈子は二浪しているとき、昼は銀行、夜はデザインの学校へ行った。銀行でお金をためて大学へ入学した。働くのが面白いが、文学部へ入つた。仕事にはならなかったがアートは好きである。

大学を卒業しないまま夜の世界へ入った。
何人かの男と付き合つたが、ヒロシとは通い婚のようなものである。肌がすっかり馴染んでいる。
近頃ヒロシがよそよそしい。

ヒロシと抱き合ったのは三週間ほど前。加奈子のマンションでいちにちべッドにいた。日曜日で休みをゴロゴロしてふたりすごした。

加奈子は男の腕まくらで、文学論や世論や哲学じみたことをしゃべるのが好き。ヒロシはうなずいてくれる。次から次えと連歌のようにイメージが連なる。

加奈子がテーマにしている短詩型の作品もセックスのあとできる。男がいつも横に欲しい。

ヒロシに久しく逢ッてないことは、加奈子も作品ができていないのだ.





 

カウンター

 投稿者: 雪乃  投稿日:2010年10月 5日(火)21時09分55秒
返信・引用 編集済
 




京都先斗町の、お茶屋の軒先に連なった路地にその店はあった。
夕暮れの打水をほどこした石畳をそれて、奥へ入ったところ。
『ゆうじ』と、ひらがな書きの古ぼけた行灯が斜めにおいてある。気をつけなければ素通りをしてしまいそうだ。

加奈子は出勤前の、夜七時頃行くことがある。
マスターより親父さんと言ったほうが合っている。

『ゆうじ』は、すでに客を迎える準備はできていた。カウンターのみの七つの椅子があり、分厚い黒い木のカウンターが磨かれて、ほんのりと木のにおいがしている。

やや薄暗いが、新聞は読める。バーというより噄茶店にちかい雰囲気である。雑然と本、雑誌、新聞などある。
どうみても風采の上がらない古ぼけた店であるが、よく拭きこまれている。

親父さんと言った風情は、こうした古い店にある落ち着いた安心感にあり、ほとんどの客が男一人で来て酒を飲み立ち去る。
華やかな京都の花街の中心地にありながら、『ゆうじ』は路地の隅で半世紀を越え密かに、夜の世界を見続けて来た。

親父さんは60才代後半であろう。カウンターの中に見る親父さんの髪は艶やかに、姿勢は伸び、澄んだ視線はまだまだ若い。

清原加奈子はいつものように、夜七時頃『ゆうじ』の扉を押した。
今日は午後から大学の講義を受け、学食でサラダ付きの夕食を済まし、図書館で新聞を読んで時間をつぶした。

もうすぐ三十才に手が届くというのに、昼は学生、夜はクラブホステスである。
九月ともなると、昼間の暑さから開放されたように、心地良い風が加奈子の肩までの髪を揺らす。白いブラウスだけではやや寒いくらいだ。

日差しもすっかり落ちてあたりは暗い。
「おはよう」と挨拶すると、そこにいつもの 親父さんの笑顔があった。
景気付けの一番の客にしては、いつも加奈子はコーヒーだけ。

待っていたようにコーヒーを立ててくれる。まるで喫茶店だ。親父さんも開店前に飲む習慣があるらしいので、特別美味しいのを入れてくれる。
マ二キュアの塗られていない加奈子の指先が、仄かな香りを立てている白いコーヒーカップをたどる。

「ねえ、ゆうじさん」
加奈子はうつむき加減に、親父さんに少し低いトーンの声を向けた。
加奈子は親父さんとは言わない。心の中で言っている言葉にしてある。

「トリアノンの客なんだけど、きのう、踊っているときにフレグランスは?なんて聞くのよ」
「ママの一番古い客なんだけど」一気にはなす。
トリアノンは、加奈子の勤めている会員制のクラブで、祇園の花見小路にある。
ビルの最上階の8階のフロアーに、日本庭園を入口にめぐらせており奥へ進むと中央にピアノがありボックス席が取り囲んでいる。
親父さんは聞いているのか、無言。

親父さんはカウンターの内側に、広辞苑と漢和辞典をおいている。ヒマなときは、本を読んでいる活字好き。
店にいながら、偏屈で無口な男である。話の最後に核心をついた意見が小気味好い。
加奈子はこういう男に魅かれる。
加奈子はいつも、とりとめもないことをひとりごちて、『ゆうじ』の店からトリアノンへ行く。

親父さんはさいごに「気いつけや」と送りだしてくれる。聞いてくれているのである。
加奈子は左手で髪を掻きあげ、切れ長の目をまっすぐ見据えて始動する夜の街へ足早に身をひるがえす。

加奈子は『ゆうじ』の店から、花見小路のトリアノンまで十五分くらい歩く。
先斗町の路地から、加茂川を挟んで対岸に祇園の灯が見えているのに、人波の多い四条通りへ出て四粂大橋を渡らねばならない。
その昔、加茂川にかかる先斗町の橋があり、祇園へまっすぐ行けたのに洪水で流され、そのままになっており、今はあとかたも無い。

加奈子は大きな柳が、加茂川の水面にゆらゆらと揺れているのを見届け、大きく息をはずませた。
いよいよ夜の女になる。

トリアノンの入口で、黒服が庭にホースで水を撒いている。飛び石と草木が植えられているビルの最上階。黒服はズボンの裾を少しからげている。
開店前の緊張が加奈子に伝わってきた。
「おはようございます」加奈子は黒服の男の背中に声をかけた。

偶然ながら、大学の先輩である。 仏教系の大学であり、彼はお寺の息子である。何でトリアノンにいるのか、不思議ではあるが加奈子と同じ、問う事もない。
化粧、マニキュア、カクテルドレスで七人の女が店に並ぶ。
ヘルプの男がすでに、トレイを片手にのせている。

五分ほどミーテイングがありオープンだ。

バニーガールの珠美はミーティングに遅れ、ヘルプの男と並んでホールの脇に立っている。
うさぎの耳のヘアーバンド、黒い網タイツの足がすらりと伸びている。20歳過ぎであろうか、白いカフスが新鮮だ。

黒服が入口で馴染みの客と話をし、声を立てて案内して来た。
八時いよいよオープンだ。 加奈子は緊張のはしる時間であるがときめくときでもある。
加奈子が一年前、大学の近くの知人のスナックでアルバイトをしていた時、トリアノンのオーナーであるこの店のママの主人に出合いスカウトされた。

トリアノンは午前三時までの営業であるが、加奈子は大学生ということで、十二時までの勤めで帰れた。スナックでは午前二時の閉店までいて鍵をかけて帰る。遅い客が来ればもっとおそくなる。時間が決まらない。

黒服が「杳子(ようこ)さん」と声をかけながら客を案内して来た。
杳子は加奈子の源氏名である。
ピアノの傍の大きい目のテーブルに着くよう黒服から指示を受ける。ママの馴染みの客の大島社長だ。五十才くらいの男ざかりで、血色も良い。

大島社長は、このところオープンを待ってやって来て、杳子を指名する。
ママは一回目のピアノの生演奏が始まる九時前に、やって来る。
バニーガールの珠美がお絞りを笑顔の大島に手渡す。杳子は大島社長の横に着席し、三人のホステスが取り囲む。他にまだ客は来ていない。

加奈子には恋人がいる。トリアノンのような、祇園の会員制クラブとはまったく縁のない、小説家志望の年下の男である。
加奈子と三年前に知り合ったとき、彼は塾の講師をしており、加奈子も講師のアルバイトをして出会った。

三重県から京都の大学へ入って、加奈子は中世文学の研究をしながら、落第している。卒業する気もなくアルバイトにいそしむ毎日で彼と付き合いはじめた。
彼は二才年下らしく「海野ヒロシ、海に囲まれたところで育った」と加奈子に白い歯を見せて微笑んだ。三重県の海の見えない山国育ちの加奈子には羨ましい。
「広い海を見て育つたからヒロシ」加奈子は最初から呼びつけにして、すこし弟だな、と思った。

大島社長はヘネシーの水割りを飲んでいる。黒服がホステスにテーブルへ移る指定を告げに来た。客が混み出したのである。
月曜日は客の出足が遅いが、引上げるのも早い。
ヘルプの男が、トレイの上に生ハムとメロンの大きな皿を、片膝をついて置きにきた。

バニーの珠美が飲物を運んでいる。
ピアノ弾きがくるまでの時間、帰る客はなく、ホステスもしずかに話しながら雰囲気をつくっている。
「杳子さん、大学は」大島はヘネシーの甘い香りを含ませながら横に座っている杳子の目を覗き込んだ。
「今日は行って来ました」笑いながら杳子は、氷の音を立ててジンフィズをおもいきり仰いだ。
あまり大学には行かなくなっている。どうしても受けたい講義だけ出ているしヒロシとデイトしているときも多い。

気分よくジンが体にまわると、杳子のしなやかなカクテルドレスの白い肌がほどよく香る。マニキュアの爪がしっかりとグラスを摑んでいる。
二十五才で通すようにママに言われていた。三つほどサバを読んでいるのがおもしろいが、やや切れ長の大きな目と笑窪が若く見えた。

大島の会話は緊張しないですむ。心を許して席に着いていられるありがたい客だ。ママが信頼している男のひとりとして、加奈子がトリアノンに一年前に入ったとき紹介してくれた。





 

(無題)

 投稿者:夢子  投稿日:2008年 8月24日(日)19時04分52秒
返信・引用
   今年の夏も、羅で通している。
生まれてすぐに、母と死別したわたしは、祖母に育てられた。
 明治生まれの祖母は、何事にも達者な人で、洋服の布地も
和服に縫ってわたしに着せ、よく似合うと褒めてくれた。
 

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